2012年5月6日日曜日

松野泰己氏は現実にあった戦争をモチーフにゲームを作るらしいですが(例えばタク...

松野泰己氏は現実にあった戦争をモチーフにゲームを作るらしいですが(例えばタクティクスオウガのストーリーはユーゴスラビア紛争をモデルにしている)FF12のシナリオは何の戦争を題材にしたんでしょうか?







おそらく根本的な勘違いをなさっているのだと思いますが、

松野氏は壮大な世界観を構築してから、あるいは構築しながら、

ゲーム自体を制作しているのであって、

戦争のモチーフありきでゲームを作っている訳ではありません。

ただ、RPGやSRPGとゆうジャンルの中では、

実際のものかどうかは別としても、

戦争は欠かせないモチーフではありますが、

それでもあくまで世界観構築の中で、

そこに含まれる人間ドラマが主軸になってるかと思われます。



それこそタクティクスオウガが強烈すぎるので、

そういった考え方をされているのでしょうが、

それでもそこまでもろに実在の戦争等のモチーフが

前面出ているのは松野作品の中でもTOくらいのものです。



FF12もそうですが、TOの前作『伝説のオウガバトル』、

あるいはFFT、FFT-A、ベイグラントストーリーなど他の作品では、

部分的に、あるいはTOほどでなくとも影響を受けているかも知れませんが、

いずれにしても、この作品はこの戦争からモチーフを取った、

等とハッキリ言えるものは、聞いたことがありません。



むろん、たまたま自分が聞いたことがないだけかも知れませんが……



逆に、TOでもユーゴ紛争だけでなく、

バルバトス枢機卿は第二次世界大戦時のファシストの独裁者、

ドイツのヒットラーやスペインのフランコ将軍をモデルにしていますし、

後日談に登場する北方の遊牧民族(ヒッタイト)の侵入など、

他の戦争からもモチーフが取られていて、

けっしてユーゴ紛争だけをゲーム化したような扱いではありません。





改めて質問の回答ですが、

FF12も何かモチーフとしている現実の戦争はあるかも知れませんが、

これこそが、と言うほどのものはないかと思います。

そもそもそれほどのものがあれば、

松野さん自身が語っているかも知れませんし、

語らずとも、ファンの誰かが気づいて既に指摘しているはずでしょうが、

やはり、少なくとも自分はそんな話は聞いたことがありません。





それでも納得出来ず、どうしても真相をお知りになりたいのであれば、

ここで第3者に曖昧な憶測を尋ねてみるのではなく、

直接、松野さん自身のツイッターアカウントへ質問してみてはいかがでしょう?








FF12はちょっと解りませんがFFTはバラ戦争、100年戦争終結後に30年続いた権力戦争を元にしたと聞いています。

ヨーク家とランカスター家の長年に渡る戦争で、お互いの家門、白バラと赤バラを掲げ戦ったと言う話しです。(ごめんなさいちょっとうろ覚え)



これらはFFTの50年続いた獅子戦争、お互いの家門の獅子に当て嵌まっていると思います。



FF12は途中から松野さんが抜けた事もあってかストーリー的にはグダグタな印象なんですが…サブは面白かったけど…

実際どの戦争を参考にしたのか、松野さんが抜けなかったらどんなストーリーになっていたのかな気になる所であります。

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